ラクレット

13世紀には、ジャーマン・スイスの修道院に残る文献の中で「アルプスの山々の農民が食べ物」として、お料理としての「ラクレット」が触れられています。
昔から、冬には雪で閉ざされるのアルプスの山々で暮らす人々にとって、温かいラクレットは「寒い時期の楽しみ」であり、日本人にとっての「しゃぶしゃぶ」や「水炊き」のような、郷土料理的存在だったようです。
ラクレットチーズは、スイス西部、フランスやイタリアとアルプス山脈を挟んで国境を接する「ヴァレー州/Canton du Valais」が原産です。
直径は30センチ、高さ2~8センチ、重さは5,5~7,5キロとなります。丸型タイプが主流ですが、四角タイプもあります。